関東C/L競技連盟 競技規則 2011年度版 |
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1)〜3)における総則 |
・全てのエンジンには消音効果のあるマフラーの装着を義務付けます。(大音量・不快な音はお断りします) |
・プルテスト エンジンクラス毎に加重を定めます。(加重は徐々に加え、定めた値を3秒間以上耐えなければなりません) |
〜09 6Kg。 〜15 8Kg。 〜20 10Kg。 〜35 15Kg。 〜45 18Kg。 〜60 20Kg。 |
電動機は出力・大きさにより相当エンジンクラスに準じてください。 |
毎飛行ごと実施します(ハンドルストラップは手首に掛けた状態で10kg。受付時に機体検査と同時実施が望ましい) |
1) 風船割り |
a. 規定時間(周回)内に水平周回飛行で、設置された風船を割るものとする |
b. 自己申告により 入門者〜中級者の方々に限ります。 |
c. 割当風船は一人合計4個までで、選手から見て風船が一つに重なる様な直線上に90p間隔で配置します。 |
d. エンジン始動及びスタートは2分以内とし、20周以内に4個の風船を割るものとする。 |
周回の計算はスタート後、一周目は風船上空を通過し、次の周回を一周目と計算する。 |
風船は必ず機体で割り、ワイヤーなどで割った場合は得点としない。 又、支柱を折った場合は風船の追加は行わない。 |
e. エンジン始動及びスタートは2分以内で、もし2分以内に始動スタート出来ない場合は失格とする。 |
f. 得点は第一周目で割った場合は20点、以降周回ごとに1点づつ減点し20周目に割った場合は1点となる。 |
競技者が同点の場合、一つ目の風船を割るのが早かった順で決定する。 |
g スタート位置以外に事前のマーキングや.飛行中の指示を受けてはいけません(違反があった場合は失格となります) |
2) バルーン スタント |
a. 規定時間内に定められた飛行で、設置された風船を割るものとする。 |
b. 競技時間は、始動開始から(競技者は手を上げて合図の事)5分間とする。 |
種 目: |
(1)エンジンスタート〜離陸(1分以内)・・・ 10点 |
(2)水平飛行 風船割り 1個 ・・・・・・・・・ 10点 |
(3)宙返り 風船割り 1個 ・・・・・・・・ 20点 |
(4)背面飛行 風船割り 1個 ・・・・・・・・ 30点 |
(5)逆宙返り 風船割り 1個 ・・・・・・・・ 40点 |
(6)着陸 (競技時間5分以内)・・・・ 10点 |
c. (2)〜(5)種目において、割当風船は一人合計5個までです。 |
@ (2)〜(5)の順に風船を割って行きます。 (2)〜(5)の順にクリアするまでは次の種目に移る事が出来ません。 |
A (3)宙返り と (5)逆宙返り は、それぞれ連続宙返り(連続逆宙返り)で割った場合は−10点となります。 |
つまり基本は一周回毎に一回の宙返り(逆宙返り)で風船割りにチャレンジするのがベストです。 |
d. 競技者が同点の場合、演技時間(着陸は含まない)が短い方を勝者とする。 |
e 事前のマーキングや.飛行中の指示を推奨します(安全の為、助手は的確な指示を随時遂行) |
f. 競技時間内でもエンジン停止等の場合それまでの得点を成績とする |
3) 曲技飛行 |
JAA日本航空協会 JMA日本模型航空連盟 規定に順ずるものとします |
4) KMC スケール・エアレース 2009版 |
覚書 同一サークル内で3機が競争します。初めに予選(タイムトライアル)をして組み合わせを造り勝ち進んでゆくシステムです。エンジンの扱いと、パイロットとの駆け引ききめて!見ていても大変楽しい競技です。親しみやすい競技とする為にKMクラスを新設しました(水平飛行と離着陸が出来れば参加できます。風船わりを卒業したら同時飛行でレースしてください)。オープンクラスでは各種15エンジンが使えます。(2009KMC大会ではKMクラスで開催予定) |
☆競技種目名称は‘KMC スケール・エアレース’とする |
・KMクラス、国産09〜15で、プレーンベアリング支持シャフトのエンジンに限る(BBは不可)、消音効果のあるマフラーを装備のこと、カットOFF・ピットグローブ・エンジンの改造は禁止します (操作調整が面倒な装置を禁止する事で、誰でも手軽に参加できます) |
・オープンクラス、15エンジン、消音効果のあるマフラーを装備のこと(例外としてKK16の使用を認める) |
・機体はKMCのセミスケールシリーズ限定!(09でも15でもOK!・フェニックス、かわせみ、トーラス等は×、FA200、ミゼット等は○) |
・燃料タンクは09用に限定します!(15キットでもタンクは09にすること、容量変更以外の改造可!) |
・機体1機に競技者は1名のエントリーとする(予備機として1機を認めるがレース中の交換は出来ない) |
・競技者は、パイロット・ピットマンのどちらかを選択してエントリーが出来る(ヒート中の変更は不可!) |
・ワイヤー 0.33Φ以上(KMC Aワイヤ−可) 機体中心からハンドル中心まで15.92m〜-5Cm(スイベルは禁止) |
・競技中、パイロットの手首とハンドルは繋がっていなければならない(ハンドルストラップ) |
・安全確保のため操縦装置は全て外装のこと |
・プルテスト 10kg。毎飛行ごと実施します(ハンドルストラップは手首に掛けた状態で10kg。受付時に機体検査と同時実施が望ましい) |
・ピットマンはヘルメット着用(各自用意)の事、ないと参加できない。 |
・機体の安全向上以外、実機感を削ぐ様な改造は認めない!。(カットOFFバルブ&ピットグローブ等はオープンクラスに限る) |
(例)○主翼のプランク等 ×ベルクランクの内蔵 ×不用意な軽量化(極端な肉抜き等)×主要諸元の変更(リブ間や胴体の切り詰め等) |
・降着装置は、2車輪以上で自立、滑走が出来る事 |
(3輪→2輪はOK!タンデム等は認めず、タイヤは同型で直径・厚み共キットの物より大きくなければならない) |
・フラップの固定化・タンクの配管の変更は認めます |
☆競技場 ☆競技 ★総則 ■ 審判 |
中心から半径2m(フライトサークル)・3.5m(ピットサークル)・19.5m(レースサークル)の円を描き、 |
更にレースサークルには均等に割り当てられた6箇所のピットエリヤを設置します |
3機同時飛行によるスケール・エアレース、予選〜決勝まではトーナメント方式 |
・飛行高度 レース中、高度は2m〜4mでなければなりません(違反した場合その周回はカウントされません・警告)。 |
・他機を追い抜く場合は6m(1周)まで許されます。(違反した場合その周回はカウントされません・警告)。 |
・レース中パイロットはフライトサークル(半径2m)から出てはならない(違反した場合その周回はカウントされません・警告)。 |
・レース中パイロットは出来るだけハンドルは体に付けていなければならない |
(追い越しのときはこの限りでない)(違反した場合その周回はカウントされません・警告)。 |
・ピット飛行中(ピットサークル内)はレース高度より高く飛んではいけない*注(違反した場合即失格!) |
・エンジン停止後、パイロットは速やかにピットサークル(半径3.5m)に移動しなければなりません(違反した場合その周回はカウントされません・警告)。 |
・ピットマンはレース中いかなる場合もオフシャルの許可なくレースサークル(半径19.5m)内には入れません |
(ピットの際に機体が中に入ってしまった時などはジャッジの判断でとることが 出来る[半歩まで可) |
・ピットマンはいかなる場合も空中の機体に触れてはならない*注(違反した場合即失格!) |
・ピット作業中パイロットは、左右どちらかの手を地面から放してはいけない(違反した場合・警告) |
・ピット作業中パイロットは、左右どちらかの膝を地面から放してはいけない(違反した場合・警告) |
・ピット以外からの発進は出来ません。エリヤが他の競技者によって使われている場合には速やかに直ぐ後方のエリヤに移動すること |
(前方に移動の場合その周回はカウントされません。ただし、ジャッジの指示による場合を除く) |
・レース飛行中、機体の一部が破損落下した場合は即失格! |
・レース中、プラグ・ペラの交換はOK!機体の一部が破損、脱落等はその時点でレース終了 |
・いかなる場合も警告3回でそのレースは失格! |
・競技判定は1名のオフシャルと、3名の競技者担当ジャッジの、計4名で構成されたジャッジ団が行う |
・オフシャルはそのレースの安全と、公平な競技進行役であり、反則行為の警告・失格勧告・競技正立の権限を持つ |
・ジャッジは、公平な競技進行役であり、周回のカウントを担当する |
・ジャッジは、オフシャルから出された警告を、速やかに担当競技者に伝えなければならない |
競技の流れ |
★タイムトライアル(単独10週) |
この記録で予選ヒートの組み合わせを決める |
・1分の暖機運転の後(30秒前からカウントダウン) [暖機運転開始(60’)→終了待機(30’)10秒前コール・・・・5、4、3、2、1、ゴー!] |
スタートしてから10周回の記録 |
★予選ヒート(3機同時飛行35周1ピット) 5分、内きり |
1位が勝ち上がり、参加人数により2位以下が記録で勝ち上がる事がある |
・1分の暖機運転の後(30秒前からカウントダウン) [暖機運転開始(60’)→終了待機(30’)10秒前コール・・・・5、4、3、2、1、ゴー!] |
スタートしてから35周回の着順及び記録 |
・レース中必ず1回以上エンジンを停止、ピットインしなければならない |
★準決勝 3組 (3機同時飛行50周2ピット) 7分、内きり |
・1位が決勝に勝ち上がり |
・1分の暖機運転の後(30秒前からカウントダウン) [暖機運転開始(60’)→終了待機(30’)10秒前コール・・・・5、4、3、2、1、ゴー!] |
スタートしてから50周回の着順及び記録 |
・レース中必ず2回以上エンジンを停止、ピットインしなければならない |
★決勝 1組 (3機同時飛行80〜100周3〜5ピット[開催時に決定!]) 最大10分、内きり |
・1分の暖機運転の後(30秒前からカウントダウン) [暖機運転開始(60’)→終了待機(30’)10秒前コール・・・・5、4、3、2、1、ゴー!] |
スタートしてから80〜100周回の着順及び記録 |
・レース中必ず3〜5回以上エンジンを停止、ピットインしなければならない |
全てのヒート(タイムトライアルを含む)においてスタート前10秒は一切機体に触れてはならない。その間ピットマンは直立すること。 |
5) WWUスローコンバット |
本年度は下記【OMFC WWUスローコンバット規定】に順ずるものとします |
1 本規定は安全のための規定であるため、参加者はルールを守り、安全を最優先とすること。 2 競技場:センターサークルは3m、フライトサークルは19m、ピットサークルは22mとする。 3 機 体:安全に飛行できるもので次の条件を満たしているものとする。 @WWU大戦機であること。(ただし、実戦機に限らず試作機等も可。) A翼厚は20mm以上とし構造は問わない。 B胴体についてはプロフィールも可。 C脚については自由。(手投げ発進可。) Dストリーマーフックを着用のこと。 4 エンジン:国産サイド排気15クラス(2.5cc)以下の飛行機用エンジンで無改造であること。 5 マフラー:使用エンジンの純正で無改造であること。 6 スピンナー:スピンナーナットもしくは先の丸いスピンナーとする。 7 ワイヤー:15.92m±10cm(ハンドル軸から機体中心まで。) 8 プルテスト:10kg 9 競技方法: @スタートピリオド:1分間。マーシャルの合図でエンジン始動を行い、離陸もしくは手投げ発進を行う。 先に離陸したパイロットは安全のため、ある程度の高度をとって半時計回りの周回を行うこと。 Aコンバットピリオド:4分間。スタートから1分経過した時点でコンバット開始。最後の5秒はカウントダウンを行う。 コンバットピリオド中は模型が空中にある時間1秒につき1ポイント。また、ストリーマー(連結索2m、ストリーマー3m)の1カットにつき100ポイント。 なお、コンバットピリオド開始後、2分以内に飛行できない場合はその時点で「負け」とする。 Bピット作業:F2D等のコンバットと異なり、安全のためコンバットピリオド中のピットは認めない。 |
・競技場:センターサークルは3m、フライトサークルは19m、ピットサークルは22mとする。 | ||
・機 体:安全に飛行できるもので次の条件を満たしているものとする。 @WWU大戦機の模型であること。(ただし、実戦機に限らず試作機等も可。) A最低主翼面積 15cu 最低翼厚 20mm B胴体形式は問わない C降着装置不要(手投げ発進可) Dストリーマーフックを着用のこと。 |
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・競技者:パイロット、助手とも安全の為ヘルメット着用のこと | ||
・エンジン:国産サイド排気の15クラス(2.5cc)以下の飛行機用エンジンで無改造であること。 | ||
・マフラー:消音効果の在るマフラーを装備のこと。 | ||
・スピンナー:スピンナーナットもしくは先の丸いスピンナー必着。 | ||
・ワイヤー:15.92m±10cm(ハンドル軸から機体中心まで。) | ||
・プルテスト:10kg | ||
競技方法:勝敗は空戦時間と、攻撃のポイント合計の多い者を勝者とする |
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@スタートティングピリオド | ||
1分間。マーシャルの合図でエンジン始動を行い、離陸もしくは手投げで発進する。 先に飛行したパイロットは安全のため、ある程度の高度をとって半時計回りの周回を行うこと。 終了前5秒間はカウントダウンを行う |
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Aコンバットピリオド | ||
スターティングピリオド終了時点から引き続き4分間。コンバットピリオド最後の5秒はカウントダウンを行う。 コンバットピリオド中は模型が空中にある時間1秒につき1ポイント。 また、ストリーマー(連結索2m、ストリーマー3m)の1カットにつき100ポイント。 パイロットがセンターサークルに居るとき、各ポイントが加算される。 なお、コンバットピリオド開始後、2分以内に飛行できない場合はその時点で「負け」とする。 |
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Bピット作業 | ||
コンバットピリオド中のピットは認めない。 | ||
関東C/L競技連盟 2011年 2月 |